新聞記事から(その2)

昨日紹介した中標津での出来事についてです。

電波格差が背景に 中標津FM違法中継で男逮捕 民放、札幌最優先(03/07 07:11)
 根室管内中標津町の電気店の男(57)が民放FMラジオ放送を自宅で違法中継した疑いで五日逮捕されたが、同町のように民放FM局や一部のテレビ局を視聴できないエリアは、道東や道北中心に道内全世帯の一-三割あり、過去十年ほど視聴エリアが広がらないままだ。放送局には地域から中継局の設置要望が寄せられてきたものの、老朽機器の更新や地上デジタル放送(地デジ)対策に追われ、億単位の設置費を捻出(ねんしゅつ)できずにいる。
 「若者が多いまちで民放FMもAMラジオも聞けないのは不幸だ」。同町の松村康弘町議(55)は男の違法行為を非難しながらも動機には一定の理解を示す。同町では二十年以上前から町議会や町民団体が中継局設置を民放に要望してきたが、松村さんらは見切りをつけ、地域FMの開局を目指し、今春にも運営会社を設立することにした。
 北海道総合通信局によると、道内の世帯カバー率はFMノースウェーブが73%、エフエム北海道83%、テレビ北海道(TVH)89%。FM局は根室管内や士別市以北、オホーツク沿岸の多くがエリア外で、TVHはこれに釧路、十勝管内が加わる。
 NHKテレビ・ラジオが99%、TVHを除く民放テレビ四局が98%、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)のAMラジオの99%と比べ、世帯カバー率は9-26ポイント落ち込む。
 民放FM、TVHに共通するのは中継局増設の停滞だ。エフエム北海道は都市部では十五年間、中継局が現状のまま。同局は「開局から二十六年たち、札幌本社の放送機器の更新が最優先になっている」と説明。FMの中継局設置に国の補助はなく、根室管内のような広範囲をカバーする一億円以上の高出力中継局には手が回らないとする。
 FMノースウェーブも開局から十五年間、中継局の増設はない。TVHは二〇〇〇年をめどに釧路管内にも視聴エリアを広げる構想だったが、国の地デジ方針が浮上。地デジ中継局設置などに六十億円近くかかることとなり、エリア拡大はここ十年凍結中だ。
 総務省は一九九一年から民放テレビ、AMラジオ局の中継局設置の際、補助してきたが、二〇〇五年で終了している。

ここでも地域格差なのでしょうか。
電波(放送)行政って存在しているのでしょうか?

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